「これは何?」
「スプーンを持ってみたけれど・・・やっぱり手で触ってみよう」
「先生 こっちだよ」
「たくさんあそんだよ」
ある日、保育園の冷蔵庫を覗くと、カップに入ったおいしそうなゼリーが並んでいました。「いただいてもいいの?」「食べないでください。明日、子どもたちとあそぶ、寒天です。」「あっ・・・」保育士は、子どもたちが楽しむ様子を思い浮かべながら、保育を工夫し計画を立てています。翌日子どもたちは、眺めてみたり、崩してみたり、ちょっと踏んでみたりしながら感触を確かめていました。ひんやりと冷たくて、ぷるんぷるんと揺れる寒天。1歳児の保育室で、涼しげなあそびが広がりました。